ブリーチやハイライトをした髪の毛を暗くする。黒にはしない暗めのきれいな髪色に。
2021/01/14
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2021/01/14
せっかく色を入れたのにすぐ抜けてしまうハイトーンの髪色。
ブリーチやハイライトを多く重ねていると起こりやすい現象です。
今回のテーマ「ブリーチやハイライトをした髪の毛を暗くする」ということは元の髪色に戻すにはいくつかの注意するべき点があります。
なのでそこのポイントを実例を踏まえてお伝えさせていただきます。
まだまだ人気なハイトーンのヘアカラーですがみんながみんな好きになるとは限りませんよね。
渋谷の駅前にあります美容室LUXYの印南がそんなあなたのために書いていきます。
それではいきます。
ブリーチを使ったメニューはたくさんありますが最近よく耳にするのがブリーチカラーやハイライトと言った髪を一度明るくしてからもう一度上からカラーを重ねるメニュー。
それをすると色の発色はとても綺麗で原色に近い色や透明感をさらに強くした仕上がりに慣れるので若い子に限らず多くの女性に人気のメニューです。
でもみんながみんなハイトーンにして似合うのかと言われるとハイっ!とも言えないのが正直なところで、お客様ご自身も不満に思っている方は多くいらっしゃいます。
ハイトーンにすると髪の中にあるいろいろな成分がブリーチ剤によって壊されてしまうことで色の持ちは悪くなります。
もっというと髪の内部が空洞化することでカラー剤の成分が止まっていられなくなることで色が抜けやすい状態になるんです。
色が綺麗に出る分、色もちが悪くなる。
なんとも難しい選択ではありますが最近は本当に人気ですね。
黒にしてしまうと次回のカラーに支障がでます。
ご存知の方も多いと思いますが、黒染めってリスクが高いんです。
濃い茶色ならまだ大丈夫なのですが黒の色素を入れてしまうとなかなか抜けません。
よって明るくしたいときに邪魔になってしまうんです。
次回カラーに影響が出ない境界線はだいたい7レベルと言われています。
7レベルなら時間がたって明るくなりやすいのですがそれ以上だと抜けづらく明るいカラーを重ねてもその部分だけ暗くなってしまい、結果的にムラになります。
今回はそのギリギリを攻めました。
まずはビフォーです。
約8カ月くらい前にブリーチをしています。
今回のお客様はご新規様でブリーチは他店でされていたようです。
その後もカラーをされていたようですが明るさは違っていました。
オーダーは「とにかく暗くしたい、そしてその暗めの色をキープしたい!」
とのことでしたので1つだけお約束しました。
「2、3回同じ色の調合を重ねてください。そうすれば安定して明るくはなりません。」
ということ。
約45日を目安に重ねることでより色は安定します。
そして仕上がりはこちらです。
7トーンのバイオレットブラウンを丁寧に重ねました。
明るさにもムラがあったのでそこも計算して調合も微妙に変えて塗り分けました。
実際に見ると本当に綺麗に染め上がりました。
お客様も大満足で帰っていただいたのでこちらも嬉しかったですね。
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透明感をどうしても残したい場合に使う色として「アッシュベージュ」がオススメです。
元の状態から明るさを落ち着かせたいのに透明感をより残したいと思う方もい多いので。
そんな時にオススメな色としてアッシュベージュはいいですよ。
ご来店時は細かいハイライトが多く入っていました。
ご要望は透明感を残したいとのことでしたのでお話した結果アッシュベージュに。
しっかりと薬剤の選定をして完成したのがこちらです。
ご満足いただけました。
ポイントはアッシュにしすぎないことで薄いベージュを感じる配合にしたこと。
色もちよりも”すぐ”を楽しむためにこの色にしました。
ビフォーアフターでみても大きく違いますね。
しっかりと色味を感じるような仕上がりになりました。
実は明るい髪の毛を暗くした時に一番大切なことは次回染めるタイミング。
ここを間違えると元に戻ってしまうので。
僕が一番オススメしているのは45日。
これは色がぬけきってしまう前にもう一度重ねてあげるためです。
しかし②のようなお客様の場合は30日がいいでしょう。
理由はアッシュベージュは色が抜けやすく感じるからです。
ベージュが配合されていると黄色を感じやすくなるためにより早めに重ねてあげると良いでしょう。
色味よって次回のカラーをするタイミングを変えるのは重要ですよ。
よくみなさんが間違いやすいのは暗くしたから上が健康になったのではないかと言うこと。
これは大きな間違いです。
髪を地毛の明るさくらいにしたからと言っても髪の履歴は変わりません。
要するにダメージしていることに変わらないのです。
暗くなったからコテやアイロンをいつものように使っても平気かというとそんなことはありません。
むしろ大切に扱ってあげてください。
乱暴に扱うとせっかく入れた色味が抜けやすくなります。
コテやアイロンも温度をいつもより少し下げて使うなど、極力負担のかかることは避けましょう。
それとヘアケア用品も’保湿’に特化したものをよく選んで使ってください。
保湿=髪の毛が安定なので乾燥させないように心がけてください。
オススメはこちらのシャンプー&アウトバストリートメントです。
今回の事例はもう当分明るくしないので暗めに落ち着かせたいということでお伝えさせていただきました。
これを読んでいただいている方にもきっと今の髪色が明るすぎるので暗くしたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
このお客様たちのように綺麗に仕上がるためには必要な要素がちゃんとあります。
間違ってもご自分でセルフカラーをすることは避けてください。
多分ムラになって終わると思います。
ご質問とうがあればお気軽にご相談ください。
みなさんの髪の毛がいつも綺麗でいられることを願っております。
それでは
LUXY(ラグジー)
JR渋谷駅徒歩1分。
【透明感のあるカラーが得意なサロンLUXY】
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このホームページ内で掲載しているコラムではお客様目線に立ってよりわかりやすく少しでも読んでいただいた方の為になるものを書くように心掛けております。
ご不明な点などがございましたらお気軽にお問い合わせください。
サロンにご来店いただいた際は納得のいく髪の毛で毎日を過ごしていただけるように精一杯こころを込めて施術させていただきます。
お帰りいただく際もお家で簡単に再現できて1日でも長く髪型を楽しんでいただけるようにスタイリングなどのアドバイスもさせていただきます。
最高の髪型で毎日を楽しく!!
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もしかしてこれを読んでくれているあなたはハイライトを数回繰り返して髪の毛全体が明るくなりすぎて困っている方ですか? もしそうだとしたらこれからお話しすることが為になるかもしれません。 ハイライトを数回繰り返していると毛先の方がほぼ明るい髪の毛になってしまい陰影があるのはねもと付近のみになってきます。 なぜなら細い線で明るい毛束を作っても回を重ねていくと線がいつしか重なり続けて面になってしまうからです。 要するに長さに合わせて繰り返す回数を計算していかないとこういう結果になってしまうということです。 今回のお客様はまさにその結果毛先が明るくなってしまった状態で久しぶりにご来店いただいた方です。 そして希望の仕上がりは暗めのラベンダーアッシュ!! ムジカしそうですが頑張ってみます!
ハイライトを繰り返すとどうなるの? ハイライトとは細い毛束を取り分けてブリーチなどを使い隣あう毛よりも明るく抜いて陰影をつけるテクニックです。 先ほどもお伝えしましたが、数回繰り返すと初めは線でもだんだんと重なりが多くなるのでぱっと見、面になってしまいます。 これは写真をみていただくとわかりますがねもと付近はまだ回数がない分ハイライトがわかりますが、毛先の方はなんども重ねていることで線ではなく面になっていますね。 これは別に失敗という訳ではありません。 デザインとしてはいいと思います。しかしお客様が本当にそれでいいのであればという意味です。 繰り返す頻度を出来るだけ伸ばしてあげることでより綺麗にハイライトを続けていけるとも思うのでこのような言い方をしました。 ではもう一度写真をみてください。 毛先はハイライトというより軽く全体をブリーチしたかのようになっていますね。 今回のお客様はこの明るい部分がいやで暗くしたいとのことでした。 見た目の色は黄色が強く出てしまっていて明るさは約17レベルでした。
さぁこの状態を一体どうしたいのか?
いただいたオーダーは暗くしたい!でも黒はいや! 確かに黒はいやですよね。でも暗くするには条件があります。 6レベルよりも暗くしないこと。 なぜなら次回カラーをするときの妨げになってしまうくらい濃い色素が入ってしまうからです。 なのでそれよりもちょっとだけ明るい7、8レベルの色を使ってカラーをしていきました。 かつ黄色が強く、ご本人も「少しだけラベンダーっぽい色にしたい!」とおっしゃっていたのでまさに最近人気があるラベンダーアッシュにしました。
仕上がりはどうか?① まずは施術前 毛先にいくに従って明るいですね。 今回は全体的に暗めにしていくのですが毛先は少しグラデーションっぽく明るさを残して透明感を残した感じにしました。 そして仕上がりがこちらです。 綺麗に染まりました。 全体的に明るさは8トーンをベースにして毛先は9、10トーンに抑えました。 実際に見ると本当に綺麗でした。 ハイライトも綺麗に馴染んでほのかに明るさに変化を加えてくれているのがまたよかったです。 比べると全然違いますね。 ラベンダーアッシュが黄色味を綺麗に消してくれているので傷んでいるようにも見えずご本人も喜んでくれました。 今回のケースは明るくなり過ぎてしまって暗くしたいとのことでしたが暗くと言っても普通に街で見かけたらそんなに暗くは見えない髪色ですよ。 元が明るかったので暗く感じますが実際はそんなに暗くなく落ち着いた綺麗な髪色です。 ハイライトを消すにしてもこのようにくすみ感と透明感のある色に設定することでベースを生かした違った楽しみ方もあるというご提案です。 ハイライトを消すのも生かすのも重ねる色によって全然違って見えるのでしっかり美容師さんとご相談されてからカラーをするようにしましょうね。
※LUXY公式インスタグラムも更新中
全体ブリーチした髪でも同様に② 全体をブリーチした髪の毛でも同じように暗く落ち着かせることができます。 施術前 全体にブリーチを二回している髪の毛です。 所々ハイライトも数回されていたそうで明るくなっている箇所もありました。 他店で一週間前に全体ブリーチをしていて色がすぐ抜けてしまったので暗く落ち着かせて欲しいというオーダーでした。 先ほどと同様にラベンダーアッシュを使って黄色味を無くして綺麗な髪色になりました。 施述後
先ほどまであんなに明るくなっていたのが嘘みたいですね。 比べてみるとその違いに驚きです。 ブリーチを暗くするのにラベンダーアッシュは本当にオススメです。
色が抜けやすい方でも大丈夫③ このお客様の場合、白に近いくらいに明るくしたのですがすぐに自分には似合わないとご自分で判断したようで暗くしたいとご来店いただきました。 何度か暗めに色を入れたもらったようでしたがすぐに抜けてしまうらしくお悩みの末のご来店。 カウンセリングをするとその毛質は確かに抜けやすいのでこれは配合を希望よりも濃くしたほうがいいと判断してご相談させていただきました。 結果「大丈夫」とのことでしたのでご希望よりも1.5レベルくらい暗めに設定した配合のカラーをさせていただきました。 施述前 そして仕上がりはこちらです。 透明感は残したかったのでブルーバイオレットをベースに配合させていただいたのがこの仕上がりです。 施述後 とても綺麗に仕上がりました。 おそらく1、2週間で明るさが出てくると思いますが抜けきる前にもう一度同じ色を重ねましょうとお約束をしておかえりになられました。 比べて見ると本当に綺麗に仕上がりました。 お客様が本当に安心していたのでそれが嬉しかったです。 このように希望の色よりもその後をみて多少調整してご提案もしております。 色が落ち着い本当によかった。
暗めに戻したいと思っている方に 暗めに戻したいと思っている方に注意しておきたいことがあります。 それは決して自分で染めないこと。 理由は市販のものを使うにしてもそうでないにしても色むらになってしまうともう消すことはできません。 これは本当に危険です。 ましてやハイライトなどのデザインだと尚更難しいので。 せっかく綺麗にしてきたのに時間などの関係で自分でやったがために失敗している人が時々いらっしゃいます。 仕方のないことかもしれませんがその一回でこのさき困ることが多くなるでしょう。 しっかりとこの先を見てプロにお任せすることが1番オススメです。
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最後に いかかでしたでしょうか? 今回のようにハイライトを入れてみたら明るくなり過ぎた!などでお困りの方がもしいたらこのようにしてみるとハイライトを活かせるし。綺麗な透明感のある髪色になれるというお話しでした。 もし明る過ぎてお悩みなどがございましたら遠慮なくご相談ください。 またハイトーンに関しての記事もアップしていきますのでお楽しみに! それでは
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