『赤味が嫌い』ヘアカラーでよく聞く悩み。綺麗に赤みを無くすにはアッシュ?マット?おすすめ配合とは?
2019/01/30
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まずは 日本人の多くはもともとの髪の毛が「黒髪」。黒髪は世界的には外国人の方に羨ましがられる髪の毛だという事をご存知ですか?
ここ数年、流行のカラーやお客様の希望されるカラーは赤みがなく、透明感のある色がほとんどですよね。
赤みのない寒色系の色にカラーするとなると日本人特有のその「黒髪」の中に必ずある赤い色素が邪魔をしてくるんです。普通にご希望の色味を重ねたとしても満足のいく仕上がりにならなかったりするのはそのためです。
そこで今回はヘアカラーで気になる【赤み】を綺麗になくすにはどのようにすればいいか?をご紹介します。
渋谷の美容室LUXYの印南です。
よろしくお願い致します。
アジア人の多くは髪の毛が黒髪です。その黒色を構成するメラニンと呼ばれる色素の中に赤みが多く含んでいることにより透明感がなく、または赤みを強く感じます。
周りのお友達などでで色が抜けた髪をみると赤オレンジっぽく見えたりすることはないですか?それはこの赤みを多く含んでいることでが原因です。
逆に欧米の方に多く見られる綺麗なブロンズの方はメラニン色素の中にある赤みの部分がとても少なく、赤、オレンジ系のメラニン色素がほとんどない構成でできた髪の毛なんですよ。
より欧米人のような透明感のある髪色にする場合はこの赤みを多く含むメラニン色素をまずは減らすことが第一条件です。
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※赤みが出てしまうことに悩まれている方にとっては、メラニン色素が嫌なものに感じるかも知れませんが、メラニンは髪の毛や頭部を紫外線などから守ってくれる働きをしてくれているのも事実なので決して悪いものではないということを忘れないでくださいね。
先ほどのお話の続きにはなるのですが、ヘアカラーは髪の内部のメラニン色素を壊して色味を入れるのが基本的なことなのですが。1、2回くらいヘアカラーを繰り返した状態だとまだ赤みやオレンジ味の多くは髪の内部に残っています。よって綺麗な寒色系の色味を重ねてもすぐに元の色味が出てしまうんです。
人によってメラニン色素の赤みやオレンジ味の含有バランスは違うので美容師さん何色が強い髪の毛なのかがわかると思います。
繰り返し明るめのヘアカラーを繰り返すことで徐々にではありますが赤みはとれていくものです。早く完全に取り除きたい場合はブリーチを使ってあげることで早く赤みを取り除くことはできます。
赤色を打ち消すためには何色を混ぜればいいか?それは色相環をみてみると一目瞭然です。
こんな図を見たことあリますか?
赤色の反対側にあるのが緑色ですよね。要するに反対の色味を重ねてあげることで中和されて元の色味が消えて見えるようになります。
反対側にある色(赤みの反対は緑味)を重ねると赤みが抑えられるのですが緑味だけだと実はまだ足りません。そこにいいバランスで青味を混ぜることも非常に重要なんです。
理由は赤味を消してもオレンジ味は残ってしまうからです。この2つのバランスをうまく調合することが綺麗な透明感のある髪色に仕上げるためには必要なんです。
ここまで色について詳しくご説明してきましたがここからは実際のサロンでの仕上がりを元にご説明していきたいと思います。
リアルな実例ですのでよりご納得していただけると思います。
寒色系のカラーを好んでされている方でも意外とやったことがないという方も多いと思います。【緑】というと少し抵抗があるのかもしれませんが実はとても綺麗な色味でLUXYでも人気のカラーの1つです。
【青】はヘアカラーでいう《アッシュ》です。
アッシュをベースとし、カラーを配合する上で補色として何%かグリーンを配合することで(お客様それぞれ異なる場合があります)赤みをなくした綺麗な《アッシュ》にすることが可能なのです。
もう1つ、おすすめするカラーは《グレージュ》です。
カラーの図には《グレージュ》の色味がありません。それはグレージュが無彩色の部類に入ってしまうからです。
しかし《グレージュ》が大人気のLUXYでは《グレージュ》も寒色系の色味をベースとして作り、もちろん補色である【緑】を配合し【赤み】の少ない色味を出すため多くの方に人気の色味です。
LUXYではお客様のご希望するカラーとそのお客様がご来店時にどんなカラーでどんな毛質でどういったことに悩みをお持ちなのかを全てふまえた上で数多くあるカラー剤も中から何種類か細かく薬剤の配合を決めていきます。
先程申し上げた【赤み】をなくすため、【緑色】を配合するのももちろんですがどのくらい配合し、どの程度の【緑色】を足すのか。ほんの少しの割合でカラーの色味は変わっていくので繊細に決めていきます。
それに加え、透明感のある綺麗なカラーをなるべく髪の毛に負担のかからないように心がけています。
カラー頻度の目安はカラーのトーンで多少異なりますが、45日〜60日程度をおすすめ致します。
しかし結局のところ経験のある方は多いと思いますが、いくら赤みのないカラーをしても色落ちをしてくるにつれて徐々に赤みが気になり始めると思います。
カラーが落ちきってしまう前にカラーを重ねることでお客様自身が赤みを気にすることのない事にプラスして、カラーの定着率を上げることができます。
【希望のカラーよりも色持ちのことを考えて少しトーンを下げる】これだけでもカラーの持ちは良くなります。
そして色を持たせるのに大切なのが【保湿】と【紫外線対策】です。
美容室でのサロントリートメントももちろん大切です。
美容室のトリートメントは有効成分を多く含んだシステムトリートメントなので髪の毛の内部、外部、それぞれにアプローチをかけ補修出来るものがほとんどです。そのため、トリートメントの効果は大きいです。
しかし、美容室に行く頻度を考えればそれだけでは髪の毛には保湿や栄養が足りていないのが事実です。
それを補うにはやはりご自宅でのケアがとても大切になってきます。まずはご自宅での集中トリートメントを週に1,2回程度行なってください。
秋から冬にかけての乾燥時期、紫外線の強い時期は少なくても3.4回行なうとより良いです。
それにプラスして、ドライヤー前に付ける洗い流さないタイプのトリートメントは必須です。
ドライヤーの熱から守ってくれることに加えて保湿もしっかりとしてくれますが洗い流さないトリートメントはタイプ別、商品別によって効果が異なりますので詳しくはこちらをご覧ください。
洗い流さないトリートメントは毎日付けるのが必須です。
髪の毛は日々の積み重ねが大切になってくるので今一度ご自身のケアについて考えてみてください。
色持ちが良くなると共にパサつきが抑えられたり、ツヤ感が増したりと髪にとっては良い事しかないですよ。
今回はヘアカラーで【赤み】が気になっている多くの方に向けてこの記事を書かせていただきました。
ぜひ気になったのであれば上記のオススメしたカラーを試してみてみてください。
そしてカラーをなるべく綺麗に保つためにすぐに実践できそうなことがあればやってみてください。
誰にでも髪の毛の悩みやコンプレックスがあると思いますが、自分の大切な髪の毛を今よりももっと好きになって、自慢のできる、自信の持てる髪の毛になるお手伝いやきっかけを作ることが出来れば嬉しいです。
ご相談があればお気軽にお申しつけください。
それでは!
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