ブリーチした髪の毛を暗くしたい。グレージュを使った透明感と色もちの絶妙バランス
2021/06/04
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2021/06/04
以前明るい髪色にするのにブリーチをしたけど時間が経って抜けてしまった。
これからどうしよう。このまままたブリーチをして明るい髪色をキープするのか?それとも暗めに色を入れて落ち着かせるのか。
根元が2センチくらい伸びてくる頃に悩むものです。
これからお話するのはブリーチした髪の毛を落ち着いたグレージュにしていく時に気をつけることと、ちょっとしたポイントがあるということについてお話していきますね。
髪色を落ち着かせると決めたのであればぜひ読んでみてください。
渋谷にありますLUXYの福島です。よろしくお願いします。
ヘアカラーよりもダメージは大きいです。
ブリーチをした髪とヘアカラーで明るくした髪はどちらも明るくなりますが、状態は全然違います。ヘアカラーは決められた明るさにしかならないのに対してブリーチは時間をおくとどこまでも明るくなります。
その分、ヘアカラーでは出せない明るさにもっていくことができます。透けたような色味を出すにはブリーチは必須です。
パーマやストレートパーマ、縮毛矯正などは避けたほうが良いでしょう。
髪の内部組織を大幅に削っているのでそのようなメニューをしてしまうと髪の毛自体が崩壊する恐れがあるので気をつけてください。
これは本当です。理由は2つあります。
・髪の毛の中に茶色が存在しない
・キューティクルも破壊されて蓋がない状態
この2つが原因でせっかく入れた色が抜けやすくなってしまうんです。
髪の中に茶色が存在しないとアッシュやピンクなどの色を入れても透けて見えてしまう為に色もちが悪く感じます。
通常のヘアカラーは茶色をベースに色が作られるものなのでブリーチによって茶色がなくなってしまうと薄い色みを入れただけだと透けてしまいより色がわかりずらくなってしまうのです。
そして一番の原因はブリーチによって毛髪内部も外部にあるキューティクルも壊されてしまう為です。
キューティクルが壊されると蓋がない状態になる為に色が外に出やすくなります。
いかにキューティクルが大切かがわかりますね。
LUXYの透明感カラーの代名詞、グレージュを使うと茶色ではなくくすんだアッシュでもなく柔らかなツヤのある質感になれるのでブリーチ毛からトーンダウンをしたい時にも使えます。
グレー(灰色)系でトーンダウンをすると確かにくすみが強く綺麗に仕上がるのですが色が抜けやすく持ちがよくありません。しかしグレージュを使うとベースとなる芯の色味を同時に足すことができるので色持ちをよくしたい、落ち着かせたいけど透明感が欲しいという方にはグレージュをお勧めしています。
グレージュの最大のメリットは灰色と茶色(ベース色)を併せ持っているということ。
1つ前のお話でブリーチ毛は色が抜けやすいというデメリットがありましたが、その対策としてグレージュのもっている茶色を加えることで色も安定して入りやすく持ちも良いということに繋がります。
サロンでのお客様を実際にブリーチ毛からトーンダウンさせた例をご紹介します。
今までに何回ブリーチをしているかによっても薬剤の調合は変わります。よっていかに髪質を見極めてその状態にあったものを使うかがとても重要になります。
他店でブリーチを1回した状態でご来店いただいたお客様です。
もともと明るくなりやすく色が抜けやすい髪質なのもあってご来店いただいた時点で結構前回のヘアカラーは抜けていました。
狙いとしては今の髪の毛の中に茶色の存在が少ないためにまずはベースを入れてあげないと色自体が安定しません。
なので調合比率はブラウンをベースにしていきます。
そこにグレージュにするためにアッシュとバイオレットとグレーを絶妙な比率で調合すると
この写真のような仕上がりになりました。
透明感はもちろんくすみもあって色が安定した暗めのヘアカラーになりました。
バイオレットも含んでいるので黄色味が完全に消えていますね。
ビフォーアフターで見ると綺麗に染まったのがよくわかりますね。
透けすぎてしまわないように入れたベースの上にグレージュが綺麗に入っているのがわかります。
ブリーチをした髪の毛はとてもデリケートな状態になっています。
色を保つための栄養素が少ないために色が抜けやすい状態になっています。
そこで必要な成分としてCMCなどの「保湿成分」がとても重要です。
当サロンではそのような髪に必要な成分を多く含む商品などにこだわって取り扱っています。
おうちでのシャンプー&トリートメントをはじめ、アウトバストリートメントもしっかりつけて乾かすだけでも十分色持ちの効果を得ることができます。
逆にホームケアを怠ってしまうとせっかく入れた綺麗な色味を早く失ってしまう原因になりますのでしっかりと押さえておいてくださいね。
ブリーチをした髪の毛はどうしても色が抜けやすいものです。しかし回数を重ねると色が髪の内部で安定し深みがまして抜けずらくなります。
今回のような例だと初めてくらいくしたので1ヶ月をめどにまた同じ色味を重ねることをお勧めします。
2回目は1回目よりも深みがまして透けにくくなります。 透けにくいということは髪の中で色が残っているということなので持ちにも影響してきます。
はじめの数回は期間をあまり開けずに40日くらいを目安に色を重ねましょう。
今回のようにハイトーンからトーンを落とすにはちゃんとした理論の元行うことが非常に大切です。
市販のカラーを使って自分でやって見たけどダメだったというお話はよく聞きます。それは市販のカラー剤だと微妙な配合バランスや薬剤のパワーも調整できません。よって仕上がりは全く違うものになるでしょう。
明るさを大きく変える場合は美容室でぜひ行ってください。大切な髪の毛だからこそ失敗支度はありませんからね。
悩んでいる方はぜひ美容師さんに相談してみてください。きっと最善の方法を教えてくれるはずです。
綺麗な髪色で毎日をハッピーに過ごしましょう!!
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